「キリストはすべての人の主」姫井雅夫牧師–2023.11.26


「キリストはすべての人の主」
使徒の働き10:34-36;姫井雅夫牧師

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 世界は変わりつつあります。ロシアがウクライナを攻めています。日本も戦争を仕掛けたことがあります。なぜ人間は憎しみあうのでしょうか。神はどこの国の人でも愛しておられます。しかし人間の心は神から離れています。

 10章の始め。カイザリアのコルネリオという人からペテロを招きたいと彼を訪ねてきました。ペテロは、自分はユダヤ人でカイザリアの人は清くないとされる食物みたいなものだからと固辞します。しかし神はおっしゃいました。私は全ての人を愛している。全ての人をゆるしている。招かれているなら行きなさい。そういうわけでペテロはカイザリアに行きました。34節、神はかたよったことはなさいません。この人種を滅ぼしなさい。この言葉を使う人は滅ぼしなさい。神はそのようなことはおっしゃいません。しかし今の世界はそのようになっています。それは私たちの心の問題です。神は全ての人たちを愛していらっしゃいます。そのためイエス様はベツレヘムでお生まれになりました。マリアは聖霊によって男の子を身ごもりました。ヨセフとマリアは人口調査のためベツレヘムに来ました。多くの人が集まっていたので宿は満室で泊るところは家畜小屋しかありませんでした。王の王であるイエス様は家畜小屋でお生まれになりました。なぜ王の王がお城でお生まれにならなかったのでしょう。すべての人々を神の恵みに導くためにイエス様は一番下の身分でお生まれになったのです。そして当時の王に命を狙われたのでヨセフはエジプトに逃げました。その王様が亡くなってからナザレに戻りました。父と呼ばれるべきヨセフは大工でしたのでイエス様は大工の仕事をしました。イエス様が30歳になった時、神は新しい恵みをイエス様の上に注ぎました。聖霊の働きです。イエス様は洗礼を受け神が人々を愛していることを広めていきました。3年後、神はすべての人のためにイエス様を十字架におかけになりました。イエス様は私たちの心の内を全て作り変えて、暗い心を綺麗な明るい心に作り変えてくださいました。神の愛であり恵みです。そして三日目によみがえられました。誰でもイエス様を信じる者は救われます。国籍や言葉は関係ありません。神は私たちを愛してくださっています。私たちすべてのために御子イエスを通して救いの恵みを私たちに提供してくださいました。
 
 34-35節、イエス様を心の内に迎える時、私たちの罪は許され新しく生まれ変わるのです。神はすべての人をかたより見ることなく愛してくださっています。問題は私たちの側です。神が私たちを愛してくださっているのに、私たちは神を信じようとはしませんでした。でも今、私たちがイエス様を救い主として迎え入れる時、神の祝福にあずかることができます。

 イエス様をまだ信じていない方がいらっしゃいますか。どうか心を開いてイエス様を救い主として心に迎え入れることができますように。私の父がまだ信じていないというお方もいるかもしれません。お父さんにイエス様のことを伝えましょう。今日の日が皆さんにとって恵みの日、救いの日になるように願っています。イエス様を信じる決心をした方がいましたら祈ってください。「神様、今私の心を開きます。私の今までのすべての罪を、あなたに背を向けていたことをお許しください。イエス様を救い主として心にお迎えします。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン。」あなたやあなたの親族がイエス様を受け入れるように心から祈りたいと思います。