「互いに愛し合いなさい」林原億牧師–2023.01.01


「互いに愛し合いなさい」
約翰福音13:31-35;林原億牧師

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1.主の十字架のゆえに私たちは愛し合うことができます。
31節、イエス様やがて十字架にかかられます。イエス様はこの使命を全うすることが大切だと思っておられたので苦しみを栄光とみなしています。
私たちは良いことを思っても実行することができません。私たちが道徳的に優れた人になりたければ神の救いを得なければならいません。イエス様の命が私たちの心の中に住んでくだされば私たちはイエス様のなさったことを実行することができます。イエス様の命が私たちの心に留まっているなら二つのことに気づきます。1.神の御前で私たちの堕落した姿です。今日神の前に出られるのは神の恵みです。
私たちはイエス様のように心を尽くして人と接することはできません。イエス様は滅びに向かっている私たちを見て天から下って来られました。ですから私たちも他の人の資質を見つけ出すことが大切です。正しく自分を見つめ、神の目から見た自分を見つめて、初めて他の人を正しく見つめることができます。イエス様は私たちを愛し御自身を犠牲にしてくださいました。これは私たちに兄弟姉妹とどの様に接するかを教えてくださいます。私たちは自分を犠牲にして他人のことを助けたいと思うでしょうか。クリスチャン生活の中で大切なことです。

2.イエス様が苦しみを受けたゆえに私たちが人々を愛することができます。
33節、イエス様の十字架のことを言っています。弟子から完全に離れていきます。それは彼らに準備をさせるためです。イエス様が弟子から離れたので弟子たちが互いに愛し合いなさいという命令を実践できます。聖霊が下り助けてくださいます。イエス様が苦しみを受け勝利を得ました。ですから私たちも勝利を得ることができます。イエス様が去っていくことで弟子たちが神に用いられます。用いられる証拠は弟子たちが愛しあうことです。昔は自分の為だけにしか生きられませんでした。しかし今は神の為に生きています。命の変化です。33節後半、ユダヤ人はイエス様を受け入れませんでした。神の御言葉を受け入れなければ人生を変えることができません。イエス様は弟子たちに御言葉を受け入れ行うようにと言っておられます。
私たちが愛し合うためにイエス様が力を与えてくださいます。イエス様が力を与えてくださるのは私たちが祝福になるためです。神は私たちに救いを与えました。福音によって命の変化をもたらします。命を変えられたので聖書の教えを実行することができます。私たちは神の関係を築かなければ人々を愛することが出来ません。神と良い関係を持つことができるなら神が私たちに力を与えてくださいます。

3.互いに愛し合うのはイエス様に対する応答です。
私たちは神の為に何ができるか考えますが何もできません。神は私たちに実行することを求めていません。私たちが何もできないことを知っておられるからです。しかし私たちが神の愛に答えることを望んでおられます。34節、イエス様は自分が去った後に弟子たちに互いに愛し合ってほしいと願っています。35節、なぜならこれが一つの印だからです。私たちが外に出ても誰も私たちがクリスチャンだと分かりません。しかし私たちが愛しあうならば私たちがイエス様の弟子であることが分かります。クリスチャンである一番良い証明は互いに愛し合うことです。互いに愛し合うことを学ぶならば教会の物語の中に私たちも入っています。
私たちが主の御心が分かったならばより神を知ろうとします。より神のことを知るならより自分自身のことが分かります。自分の悪い所を見たから正しい信仰を求めます。何が正しいことだかわかったとき、私たちは主の証人になります。この証は互いに愛し合うことです。どうぞ主の助けがありますように。お互い愛し合うことを学びましょう。