教会規則


牧師

牧師は長老会によって招聘される。招聘する条件は、教会の信仰告白に同意すること、キリスト系神学校にて修士号以上の学位を取得していること。長老会による審査を通過した後、契約を行う。契約期間は1回につき3年間とし、退職年齢は70歳とする(退職年齢を満たす年以降に及ぶ契約はできない)。牧師および長老会は、契約終了の6か月前に、契約更新可否について決断する権限を持つ。在任期間中に前述規則に違反、或いは明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、契約解除となる。

長老

長老は長老会にて長老・牧師により推薦される。週報および掲示板での公示を1ヵ月間行った後、会員大会にて信任投票を行う。公示期間中に、本教会会員或いは外部により異議の申し立てが行われた場合は、長老会にて審査を行う。異議の内容が事実と認められれば、推薦を取り消す。信任投票を経て長老として選出された場合、牧師が主導し、他の長老と共に、按手式を行う。
長老として推薦される資格:「健全なる信仰を有する、家族を治める、生活において非難すべきところがない、言動において他者の模範となる者」。
長老としての身分は終身続く一方、職務任期は2年間とする。連任することも可能であり、連任回数に制限はない。退職年齢は70歳とする(退職年齢を満たす年以降に及ぶ契約はできない ※2007年以前に按手された長老はこれに限らない)。長老の配偶者・親族は同時期に長老となることはできない。在任期間中に前述規則に違反、或いは明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、解任される。

伝道師

伝道師は必要に応じて、長老会が招聘する。招聘する条件は、教会の信仰告白に同意すること、キリスト系神学校にて修士号以上の学位を取得していること。長老会による審査を通過した後、契約を行う。契約期間は1回につき1年間とする。伝道師および長老会は、契約終了の1か月前に、契約更新可否について決断する権限を持つ。聖工会会議への出席が義務付けられる一方、同会議では投票権は有さない。在任期間中に前述規則に違反、或いは明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、契約解除となる。

執事

執事は聖工会にて推薦される。週報および掲示板での公示を1ヵ月間行った後、会員大会にて信任投票を行う。公示期間中に、本教会会員或いは外部により異議の申し立てが行われた場合は、長老会にて審査を行う。信任投票を経て執事として選出された場合、牧師が主導し、按手式を行う。
執事として推薦される条件:「霊的に成熟している、他者の模範となる生活を送っている、家庭を治めている、評判が良い、良き同情心を持っている、優れた判断能力を有する者」。
執事の在任期間は2年間とし、1度のみ連任可能である。退職年齢は65歳とする(退職年齢を満たす年以降は務めることができない)。執事の配偶者・親族は同時期に執事となることはできない。在任期間中に前述規則に違反、或いは明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、解任される。

理事

理事は長老会にて推薦される。週報および掲示板での公示を1ヵ月間行った後、会員大会にて信任投票を行う。公示期間中に、本教会会員或いは外部により異議の申し立てが行われた場合は、長老会にて審査を行う。理事の在任期間は2年間とし、連任も可能である。在任期間中に前述規則に違反、或いは明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、解任される。

会員

本教会の会員となるに当たり、満たすべき条件は以下の通り:

  1. 御父、御子、御霊の名の元、本教会で洗礼を受けた者・或いは他の教会から転籍する者
    ※洗礼を受けたことを証明する資料がなくても、本教会の牧師を通じて、適度な審査期間を経て、聖工会にて認可されれば、会員となることができる。
  2. 本教会の宗旨・信仰告白に同意する者
  3. 過去の6か月間において、本教会の礼拝・その他集会に頻繁に参加している者
  4. 十分の一献金を守って行う者
  5. 本教会の規定を順守する者

被接納為本教會會員之權利:

  1. 經常出席之會員,擁有擔任教會所委任之各項事工之資格。
  2. 當教會買賣及轉移不動產時,除理事會全體通過之外,尚需經全體會員三分之二以上同意方可執行
  3. 為會員大會之一員。

会友

御父、御子、御霊の名の元、洗礼を受けた者、また本教会の集会に参加したい者。聖餐式およびその他奉仕に加わることができる。

長老会

長老会は牧師・長老によって構成される。本教会内部における信仰・財務・人事など、全体的な方向性を取り締まる最高決定機関である。キリスト教の信仰は常に聖書に基づくものであるため、本教会にて下される決定は聖書における規範を基とする。長老会の会議は非定期的に行われる。会議における投票では、各列席者が1投票権を持ち投票を行うものとする。長老会の主席は長老会のメンバーによって選出される。在任期間は2年とし、連任も可能である。

聖工会

聖工会は牧師・長老・理事・執事によって構成される。本教会と関連する事項について討論・決定を行う。会議における投票では、各列席者が1投票権を持ち投票を行うものとする。聖工会の主席は聖工会のメンバーによって選出される。在任期間は2年とし、連任も可能である。

理事会

本教会の理事会は日本国宗教法人法に登録される。本規則で定められ、日本国宗教法人法が授与した職権を有する。本教会が有する全資産(動産、不動産、関連財産なども含む)を管理する。また、日本政府の管轄の下、行政機関との交渉および連絡などの実務を行う。会議における投票では、各列席者が1投票権を持ち投票を行うものとする。理事長は理事会のメンバーによって選出される。

会員大会

会員大会とは、本教会の会員全員を招集して行う会議である。会議を招集する主な目的としては、「その年度におけるプログラムの実施成果を振り返ること・収支決算を共有すること」、および「新年度における方針や展望を共有すること・予算を紹介すること」などが挙げられる。

紀律

本教会は会員の生活面での品行を重視している。もし会員が聖書の教えに反している行いを行った場合、牧師・長老が勧告を行う。もし職務に在任している期間中に、明らかに誤った行いをし、忠告をしても悔い改めない場合、長老会による審査の元、解任される。

規定

  1. 本規則が定められた後で、規則の修正を行う場合、修正内容が本教会の信仰告白と関連性がない場合は、長老会にて85%以上が賛成票を投じた場合のみ、修正できる。信仰告白の修正を行う場合は、長老会全員が賛成票を投じた場合のみ、修正できる。
  2. 各細則に関しては、長老会が任命する牧師および人選により制定される。長老会での審査を通過後、「教会規則パンフレット」として製本し、各部門に配布し、プログラム実行における根拠とする。
  3. 本本規則が定義した全ての会議は、最低1名の牧師或いは長老が監督する場合のみ実施することができ、その条件を満たさない場合、会議自体を延期する必要が生じる。

附則

本教会の規則を修正(追記・削除)することについては、長老会・聖工会の審査を通過した場合のみ、修正する