「イエスについて証言するヨセフの監獄生活」王鋭伝道師–2021.11.28


「イエスについて証言するヨセフの監獄生活」
ヨハネの福音書5:31-47;王鋭伝道師

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神の御業や御言葉はイエスキリストを証しするためです。それを通して私たちにイエス様こそが神によって遣わされた救い主であることを知らしめるのです。イエスキリストを信じることによって私たちは永遠の命にあずかるのです。

31節、「もしわたしだけが自分のことを証言するのなら、わたしの証言は真実ではありません。」なぜイエス様はこのようなことを言ったのでしょうか。イエス様は、イエス様を信じず殺意おも抱いている人と直面していました。それは法廷でイエス様を罪に定めようとしているようなものです。法廷では自分自身の証言は信ぴょう性がありません。イエス様自身が自分の証言するのなら、証言は真実ではないという意味です。

しかしイエス様について証言する人がいます。ここでイエス様は4つの証言について言及しています。バプテスマのヨハネ(以下ヨハネ)による証言、神ご自身の証言、神がイエスキリストを通して行われた業、神自身の御言葉です。

イエス様は、女性から生まれた者で誰一人としてヨハネより優れているもはいないと仰いました。ヨハネはイエスキリストのために道を備える人でした。彼の使命はイエスリストを証することでした。しかし優れたヨハネがした証言であっても人間からの証言にすぎません。救いをもたらすことができないからです。証は救いをもたらされなければならないのです。私たちが証しする目的はイエスキリストを証することです。証はイエスキリストの所に私たちを連れて行くものでなければなりません。それこそが永遠の命です。

36節、神がイエスキリストを通して行われた業、それは奇跡と呼ばれるものです。奇跡はイエスキリストこそが神の御子であることを証します。イエスキリストが奇跡を行う理由はイエス様自身の栄光を顕し弟子がそれを見て神を信じるためです。聖書にはイエスキリストの奇跡を記しています。それはその時点での問題を解決するものでした。奇跡は私たちの現実問題を解決します。しかし私たちは問題が解決するとイエス様から離れてしまいます。神の祝福を受け入れたのなら神をしっかり捕まえてください。そうすれば日々神が共にいる生活を過ごすことができます。

39節、多くの人は永遠の命があると思って聖書を調べます。永遠の命を見つけることができません。ここで聖書と言っているのは旧約聖書を示しています。旧約聖書はイエスキリストを予表しイエスキリストを証言しています。しかしユダヤ人は律法の規定を議論します。このような事を調べても永遠の命にたどり着くこができません。私たちがイエスキリストを知るような調べ方をするなら永遠の命をもたらします。旧約と新約の証言はイエスキリスト指し示しているからです。聖書が私たちをイエスキリストに導くことができないなら神の御業も奇跡も私たちにとってつまずく石となってしまっています。

主は私たちに大使命を与えられました。私たちはイエスキリストの証人とならなければなりません。私たちはヨハネよりも優れています。なぜならヨハネの証は人間の証だからです。しかし聖霊が私たちの上に臨まれ、聖霊に導きによって私たちは証をします。自分の力ではなく、聖霊が共におり、聖霊を通して私たちはイエスキリストを証するのです。またイエスキリストを証するために神の御言葉が私たちに与えられました。周りの人が私たちを通してイエスキリストを知ることができます。それによって永遠の命にたどり着くのです。これほどの幸はありません。どうか聖霊がこの教会を祝福してくださいますように。