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「伴い」 

2008 / 05 / 11            

講師  姜    寶陞牧師  
聖書箇所  Uテモテ1:3-7   
記録  榎戸清美  
 

今日は1年に1度の母の日です。これは、教会から全世界に影響を与えたものです。聖書の十戒の中でもはっきり書かれています、「親を敬いなさい」。母の日の始まりというのは、1919年アメリカのバージニア州の教会で、アンナという姉妹が始めたことです。これは、毎年5月の第2日曜日に母親を覚えるということです。今日の聖書個所は、パウロが若いテモテに「御国の働きの為に働きなさい」と、勧めている個所です。しかし、今日のポイントは、テモテの幼いころからの信仰の影響について見ていきたいと思います。テモテは母ユニケの信仰の影響が一番大きいのです。ユニケもまた、その母ロイスの影響を受けました。聖書の基礎、信仰が代々引き継がれているのです。ここから、クリスチャンの家庭というのを見てみたいと思います。

1.伴うとは、共に連れ合い、成長するということです。何をするというわけではありません。一緒にいて会話の機会を持つと言うことです。主を中心としたクリスチャンの家庭では、互いに連れ添うということは大切なことです。共にいることによって、心からの会話をすることが出来るからです。ユニケは幼いテモテと一緒にいるだけではなく、多くの会話をしました。聖書の話や生活の中の問題を語ったでしょう。星を数え、月を見、童話を話してあげたかもしれません。これが、付き合うということです。このようにして、テモテの信仰の基礎を培ったのです。私たちは子供に心からの会話をするということを忘れないでください。幼い時代というのはこの時だけだからです。子どもに付き添って、成長を見守って下さい。

2.連れ添うことは心の寂しさを取り除くことができます。豊かな物質にみちあふれていれば幸せという事ではないのです。これらの陰には孤独な心が隠れているからです。21世紀は人々が最も孤独な時代と言われています。人々が最も忙しいからです。親も子供も忙しいのです。ですから、夫や妻、子供を愛しているのなら、心からの会話をする時間を持って下さい。連れ添うことは心の寂しさを埋めることが出来るからです。創世記4章1節に「人は、その妻エバを知った」とありますが、これは、夫婦の性関係のことを表しているだけではなく、互いに解り合い、心から話し合うということを意味しています。もし相手と話したことがなければ、どうして相手を知ることが出来るでしょうか。これは結婚の秘訣を語っています。物質があることだけが全てではありません。心からの会話が必要だということを表しています。

3.今を生きる機会を握るということです。私たちは未来のことを期待したり、過去を懐かしんだりします。しかし、現在というのが真実なのです。未来は私たちの手の中にはありません。過去は取り戻すことはできません。現在は神様が与えてくださった機会です。私たちは、愛さなければならないのなら愛し、会話が必要であればその機会を持ちましょう。もし自分の気持ちを表したければ表わしましょう。連れ添うとは、機会を掴んで今を共に生きるということです。夫婦の間で心からの会話をする機会を持っているでしょうか。子どもと交わったのはいつでしょうか。物語や聖書の話をしたのはいつですか。それは、私たちがやらなければならないことです。今日の母の日にそれを思い起こして下さい。これは神様がいま私たちに与えて下さっていることです。もしそれをおろそかにするのなら、それは機会を逃し、将来大きな後悔の中で生きなければならないのです。付き合う、連れ添うということを憶えて下さい。

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