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神様の住まい

2007 / 01 / 14             

講師  李宏裕牧師  
聖書箇所  ゼカリヤ4:1-14      
記録  榎戸清美  
 

 ゼカリヤ書の中に書かれている人々はとても特別な環境の中にありました。神様は、御使いを通して、ゼカリヤに御心を伝えました。私たちは、今日のメッセージ箇所を通して、神様の御心がどのように伝えられているのかを学んでいかなければなりません。神様が人に何かを伝える時、特別な方法で御心を伝えられます。苦しみの中にあっても、神様はこのような苦しみを通して、人々に希望を与えるのです。これは神様の一つの方法です。

 ゼカリヤは金の燭台を見ました。燭台の上には、お椀の様な物が7つ乗っていて、中から金色の管を通って油が注がれていました。また、両側には2つのオリーブの木がありました。彼がこの風景を見た時、もしかしたら神殿の中にあるものではないかと思いました。しかし、それ以外のものは見たことがなかったので、御使いたちに、「これはどの様なものか?」と尋ねました。神様は、多くの数字を用いて表したいことを表すのです。そこには7つの灯火皿があり、7つの管がありました。この7は、数字の7を表すだけではなく「完全」を表しています。この燭台の形を思い出してみましょう。そこには7つの管がありますが、7つの芯ということです。光は7つの金の燭台です。そこで放たれる7つの光は7つの芯を通しています。これは完全な光です。この49の芯を通して、神様の光が完全に輝いていることを表しています。これは、御使いを通して彼に伝えられた一つのことを表しています。これはゼルバベルと関係があります。彼は、バビロンからユダへ戻って、もう一度神殿を建てようとした人です。彼はもう一人の大祭司ヨシュアと一緒に戻って来ました。御使いは預言者に一つのメッセージを与えました。神殿の再建というのは、人の力や経済力ではないと言う事です。この箇所を通して、当時の元々の意味は何であったのかと言うことを見てみたいと思います。

 当時、エルサレムに戻って神殿を造る時、ダビデが息子ソロモンに託して造った神殿というのは既に壊されていました。ソロモンがこの神殿を造る時には、多くのお金や優秀な人材を用意していましたが、ゼルバベルにはこの様な大金や人材はありませんでした。それだけではなく、多くの異邦人が神殿の再建に反対しました。彼が独立して革命を起こそうとしているのではないかと疑いが持たれ、神殿の再建は何度も中断されたのです。このような迫害の中で、主は、権力や能力によらず、私の霊によるのだと言われました。これは、神様の御霊がそこで働いて下さるということです。

 この2本の木というのは、油を注がれた者を表しています。火が灯し続けられるのは、油が2本の木から流れているからです。これは神殿がそこにあるということで、神殿は、神様と人が出会う場所です。神殿を再建する時、どの様な力もその事を阻止することは出来ません。燭台がひかり、灯火が灯火続けるということは、旧約のレビ人が神殿で油を注ぎ続けるということです。この灯火というのは49の光によって、完全に輝いていることを表しています。神様は、ゼルバベルを通して神殿を再建しようとしました。これは、人の力ではなく、神様の御霊によって完成することを表しています。旧約の時代は、神殿において、人が神様と出会う場所でした。

 この背景はイエス様の上にあって、完全になされるのです。イエス様はこの再建後の神殿を見ました。46年掛けて再建したと書かれていますが、この神殿を壊し、3日後に再建すると言われ、神様はこれを成し遂げられました。人の手によらない神殿を再建されたのです。人は、人の手によって造られた神殿に行って礼拝するのではなく、イエス様の中にあって、神様に出会い、完全な光を見るのです。これは御霊によってなされたことです。この様な背景は、今日の教会の中でも実現されていることです。人が礼拝をする時、神様はそこにいてくださるのです。私たち一人一人も神様が住まわれる宮でなければなりません。神様の愛によって、この燭台の灯火が日々私たちの中で光を放つよう、御霊の導きにしたがって歩むことを願うのです。

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